公開相談 子どもにイライラ→子どもから自分に視点を変えて。自分に優しくしてあげて

カウンセラー、メンタルコーチの岡田早代子です。

誰かの悩みは自分にもあてはまる・・・
悩んでいるのは自分だけではない・・・
ということで
今回もいただいたご相談を皆さんでシェアしていきたいと思います^ - ^
(クライエント様には了解をいただいています)

【ご相談内容】
休校中子どもといる時間が長くイライラしてしまう
子ども達に怒ってばかり

今回は小学校くらいのお子さんの場合です。
小さいまだ手がかかる子にはまた違うアプローチになりますが
参考になるところは取り入れてください。

子ども達もストレスがたまっている事もあり
親の言う事を聞いてくれないこともありますね
すると親もイライラして怒ってしまい自己嫌悪のループ。

このイライラや怒り…ですがなぜ感じるかといえば
怒りを感じる脳内物質はノルアドレナリンやアドレナリンです。
ノルアドレナリンが分泌すると脳が興奮して攻撃的になります。
こういったことから脳に「怒る」という状態が起きます。
そして不安を司る扁桃体が反応します。
女性は男性よりもこのセロトニンが不足しやすく不安と感じるとキレやすくなります。
今のこの不安な毎日は女性の方はキレやすくなるわけですね。
ですから、あなたのせいじゃない、今の環境と脳のせい^_^

このアドレナリンの濃度を下げるためには「セロトニン」を増やすことが重要です。
このセロトニンが不足するとイライラや、うつ状態、暴力的になります。

セロトニンを増やすためには太陽の光を浴びたり、リズミカルな運動やウォーキング
甘いものを食べる、お風呂に入るということが有効です。
また肉類や赤身魚を食べる事もおすすめです。
また睡眠不足や昼夜逆転の不規則生活もセロトニンが減少しますので注意です。

脳の話ってちょっと難しいなと思うかもしれませんが
感情のメカニズムを知っていると感情のコントロールがしやすくなります。

また、親子関係は子どもが生まれた時から、
お世話をしている親とお世話をされる子どもの関係が始まるので
子どもの方が弱く、親の方が強いという立ち位置ができていきます。
そうなりますとやはり強い者が弱い立場の者へ、イライラをぶつけやすくなりますね。

しかしここで大切な事は、親も子どもも、別人格だという事です。
自分(親)が言われたり、されたりして嫌な事は子どもにもしないことです。

それから、本当なら学校に行っているわけだから
好きな事をしていいわけがないと思っている方も意外と多いのですが
親も子どもも、もっと好きなことをして過ごしていいのです。

子どもには、その日にやるべき課題さえできれば後は本人の自由にさせてあげてください。
子どもに、興味のある事好きな事をする時間を許可してあげてください。

親の自分自身も同様、1日の中に自分の好きなことをする時間を少しでも入れてください。
子どもばかりではなく自分自身に目を向けることを意識してみてください。

散らかされたりすればイライラするとは思いますが
片付けたい、きれいにしたいのは誰?
それは私(親)・・・ですよね
その場合、子どもに片付けなさい!ということに疲れたら
自分でやってしまってもいいんです。
それで気持ちがスッキリするのならいいんです。
子どもにやらせなくちゃ、この子は何もしない子になってしまう!なんて思わなくて大丈夫。
イライラしたり怒鳴って家の中の空気が悪くなるくらいなら
自分が片付けたいから片付けている、それでいいんです。
逆に自分が片付けたくないなら、他の人に強要するのはやめましょう。

親の私を、自分自身を、もっと優しくしてあげてください。
すると、子どもも自分を大切にする子になりますよ!

それでは
子どもから目をそらし、自分に優しくなるためを3ステップで( ^ω^ )

ステップ1
子どもの事ではなく自分は何をしたいか考える
(家事?掃除したい?自分の時間がほしい?やってみたいことがある?)

ステップ2
ステップ1をする時間を作る努力をし、少しでも実行する
その時間を日に日に多く取れるようにする

ステップ3
自分が好きな事をできた時間だと、自分にしっかりと思わせる
それは自分の工夫や努力によってできた時間であると自分を認める

実は…普段自分のことは後回しでいる頑張りやの人は
自分を優先に考えることは簡単にできないんです。
まずは自分自身に目を向ける努力を!

イライラの原因は人それぞれですのでアプローチの形はいろいありますが
何かのキッカケ、または、お役に立てたら嬉しいです。

それでは今日も明日も素敵な1日をお過ごしください。

Ad Mala Femmes

岡田早代子が率いるチームアドマーラの女性向けサイトです。 女性がもっと自分らしく輝く毎日を送るため、 各界のプロフェッショナルとともにひとりひとりの女性に寄り添って、 一緒に問題を解決いたします。 凛として生きる女性を年齢や立場に関係なく心から応援したい。 それが、アドマーラの思いです。

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