期待するから傷つく
カウンセラーでメンタルコーチの岡田早代子です。
誰かの言葉や態度で傷ついた・・・という経験は皆さんあると思います。
どうしてこんなに辛く悲しい思いをしてしまうのか…
それは他人に対して期待をしているからです。
こういう言葉や態度を返してくれるだろうな、とか
自分にとって都合の良い答えを、先に無意識に用意しているからです。
その答えと合わなかった時に人は傷ついています。
言われたくなかった言葉、最悪の返しを聞いた時などは本当に深く落ち込んでしまいます。
しかし相手も人間なのでそれぞれの考えや感情もあります。
その人はあなたを傷つけてやろうなんて思ってはいません。
例え感情的な言葉が返ってきても、それはその人の感情の問題。
その感情まであなたが受け止めて傷つく必要はありません。
期待していた結果にならなくて傷つくと切り替えには時間はかかります。
特に女性脳は男性脳より切り替え時間が必要となり、傷ついてしまった心は私生活に大きく影響します。
仕事や恋愛、人間関係、親子関係、体調不良などに影響するので、過度な期待をすることによって結果次第では様々なところに広がることがあると言えます。
この傷ついた気持ちですが、これは自分で期待した結果と現実に起こった結果との差です。
ですから他人に対して期待をしなければ傷つきも少なく済みます。
また怒りも同じような面もあります。
怒りも相手に期待したり望んだ時に、その通りにしてもらえなかった時に出る怒りがあります。
この期待して傷つくという流れですが
こんな風にいうと冷たく聞こえるかもしれませんが・・・
自分が勝手に求めて、勝手に望んで期待して
希望通りではなかった結果に対して傷つき怒る
そして落ち込みながら深〜く沈んでゆく・・・
そんな流れなんです。
もう、お分かりかもしれませんが…
これ、元々は自分で作り出している感情や出来事とも言えるのがわかりますよね
日々の生活の中では、相手に求める事よりも
自分が相手のためになにができるかということに重きを置くと良いです。
誰かに期待通りの何かをしてもらえるかが幸せの基準になっていると
正直その通りにいく確率も少ないですし、
相手次第で自分の幸福度が変わってしまうというもの。
傷ついたらその分誰かのことも同じように傷つけるのではなく
自分は誰かに優しくできるように行動していきましょう^_^
それでは今日も明日も素敵な1日をお過ごしください
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