信頼関係を作るコミュニケーションの入口って?
カウンセラーの岡田早代子です。
コミュニケーションが大切だと言いますが
これが難しいわけで。
上司と部下の関係では特にそう。
普段のコミュニケーションが取れていないから
誤解が生じてしまいます。
このコミュニケーションは普段の会話が大切です。
いくら気持ちで相手のことを考えていると言ったって
相手に特殊な力が無い限り、黙っていたら
自分の考えを相手に理解してもらうことなんて
絶対にできません。
やはり気持ちを伝えるということから
逃げていたり、めんどくさいと思っていては
それ以上の関係には発展しないものです。
そして下の立場からは声がかけづらいので
上の立場の人から話しかけてもらえるのが
一番良いと思います。
下の立場の人から声をかけてもいいのですが
まだまだ上下関係が厳しい日本では
気軽に声をかけられた上の立場の人が
「こいつ、なんだ?図々しいやつだな」って
先に思ってしまうことが多いのです。
というか
今、上の立場にいる世代が
そういう感覚の上司が多いとも言えます。
(もちろんみんな…ではないです)
話を戻しますが
コミュニケーションを取ろうと
部下と会話をしようとした時に
やってしまいがちなことは
仕事のことで話しかけるということです。
仕事の関係なんだから
仕事の話をするのは当然だろうと
思われるかもしれませんが
それはただの「報連相」にしかすぎません。
「報連相」のコミュニケーションでは
上下関係はそのまま、信頼関係というより
俺、私(上司)のために
ちゃんと何が起きているのか
忘れずに報告しなさい
という風にも感じてしまいます。
それではどうしたらいいか。
それは話す対象者のライフスタイルから気にかけることです。
そこまで知らないのであれば、知っておき、事情などを、理解する方がいい。
具体的な会話としては
最近の家族のこと、体調のことから入っていくと
相手を知りやすくなります。
例えば
「最近すごく暑いけど、体調は大丈夫?」
「お子さんの学校は夏休み短くなるの?」
とか、そんな会話から始まると
相手がどんな家族で
家族の事で困っていることがわかってきたり
相手の体調の事がわかったり、更にもっと詳しく聞きやすい会話に発展します。
そして
相手の立場や現状をわかってくれようとする何気ない言葉で
本当の信頼関係が出来上がっていきます。
相手を知ることで、優しい言葉をかけることもでき
仕事で不調なことがあっても励ます一言を
かけてあげられるというものです。
これは仕事関係に限らず
人間関係であれば当てはまるので
普段の会話を思い出して
是非トライしてみてくださいね
今日のブログも読んでいただいた方の小さなキッカケになれたら嬉しいです
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