子どものスポーツと脳の関係で親が気をつけること

カウンセラーの岡田早代子です。

最近は子どものスポーツに関わる親も多いので
そんなお話を。

子どもに限らず人の脳が進化するのは眠っている時。

スポーツの技術を練習しても
眠る前までは筋肉制御の単純記憶にしか過ぎず
運動野に書き込んでいるのは寝ている間です。
ですから、眠ることはとても大切で
眠りの質も重要。

そうなると、今のライフスタイルで影響を受けるのは
つい、夜遅くまで見てしまうスマホ(iPad系やゲームも)

眠りの質を上げるためには
夜中の電子画面を見ることはやめて
朝日と共に起きることです。

という私もなかなかできないのですよ(T ^ T)
あらためて気をつけたいと思います。

よく9時に寝ると理想的って言いますけど
正直、実際は、なかなか難しいですよね

せめて23時には電子画面を見ることはやめて
0時にはお布団の中へ入るようにしてください
(お布団の中でスマホを見ちゃうんですよね)

あ、私はスマホやゲームが悪いものだとは思っていません。
良い面もたーーーーーーくさん!

ただ、使用する時間を考えてうまく付き合っていったほうが
良いなと思います。
子どもの発育のためにも。

子どもの話に戻りますが
子どものカウンセリングをしていると
疲れている子がとても多いんです。

よくある原因の一つに
親がスポーツも勉強も
毎日、何時間も、同日にさせています。
眠る暇も無いくらい。
本当にお休みの日が無いんです!!

自分がそのスケジュールをこなす事を考えたら
とても恐ろしい〜っ

しかも親は疲れている子どもに気付いていません。
親は、子どもにとってお金と時間をかけて
良い事をしていると思っていますから
子どもの気持ちより、自分が送迎や世話を
頑張っているなあと思っている場合も。

また、スポーツ(に限りませんが)を通して
親が失敗を怖がっていることが多く
子どもはかなり影響を受けています。

結果にこだわりすぎるとも言えます。

「結果じゃないよね」と言いながら
どこの誰よりも大きな声を出して応援して
結果に満足できないと、スーパーがっかりして。

こういうの子どもはわかっているんですよね
感じ取ります。

いや、そんなことない、結果が出なくても
責めたりしていないし、態度に出ていない!と思っても
良かった時に、それはもう大喜びをしてしまうことがあるので
この「差」を子どもは見ていて、それが次のプレッシャーとなります。

結果が良くても悪くても、あまり差をつけないことがコツです。

脳は失敗をして学んでいきます。

親が結果や失敗にがっかりしていると
子どものせっかくの学びを奪います。

また指導者で失敗から学ばせようとする人がいますが
それは、良くないやり方を、再度、脳に記憶させる事をしています。

自分で思い浮かべて話すこともあまりよくありません。
思い浮かべて思い出し、誰かに話して思い出し
話したことが耳に入って思い出し、聴いてくれる人がいたらまた思い出し
ここまでで4回も記憶に入れています。

失敗した時は、笑って済ませて「次いってみよ〜」と言ってあげること

そして良かった時の記憶を脳に書き込んでいくことが大切です。
良かった時に、どうして良かったのかを考え
その時の記憶をどんどん入れていく。

意外と良い時のそれ、やってないんですよね(^^)
スポーツじゃなくても、上司と部下の関係、チーム間で使えることですね!



今回のメッセージも何かのキッカケになれたら嬉しいです。
今日も明日も素敵な時間をお過ごしください。


ブログには関係無いですけど…雨のお庭

Ad Mala Femmes

岡田早代子が率いるチームアドマーラの女性向けサイトです。 女性がもっと自分らしく輝く毎日を送るため、 各界のプロフェッショナルとともにひとりひとりの女性に寄り添って、 一緒に問題を解決いたします。 凛として生きる女性を年齢や立場に関係なく心から応援したい。 それが、アドマーラの思いです。

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