お節介や自己満足で話を聞かないでー
カウンセラーの岡田早代子です。
人の話を聴くということについて
誰かの話を聴くということは
仕事でもプライベートでもありますよね
これは大切なコミュニケーションの一つですが
学校で教わってきたかといえば、
深くは教わっていないですよね
これまで学校等で言われてきたのは
「聞く」の方。ですね。
先生の話を聞きなさい!
親の話を聞きなさい!
という命令、指示的なものでした。
これは正直、聞く側にとっては苦痛も多いです。
今日触れるのは
話を聴く→傾聴
です。
この聴くとは
「理解しようと進んで耳を傾ける」という意味です。
耳プラス目と心という字も入っています。
うまくできているものですね( ^ω^ )
そう、まさに
耳で聴いて目と心で理解するといった感じ。
そして更に付け加えると
傾聴とは「相手(話す側)の時間」ということです。
傾聴研修をしていても
これができない方がとても多いんです。
一見良い人そうに見える「話を聞こうとしてくれる人」
でも、自分のために聞こうとしている人が多いんです。
どういうことかというと
それは自己満足のために聞いている人。
表面に出た言葉だけを聞いてから
(なんなら話も完全に終わる前から)
相手のために良いことを言ってあげてるのよっていう
実は上から目線や自己肯定のために話す
お節介な人です。
いつの間にか聞く立場が逆転している時ありません?笑
そんな人はとにかく最後まで黙って聞いて(聴いて)られないんです。
(あ、私はプライベートなら無責任にペチャクチャ
あーだこーだ話しますけどね)
しかも専門的な知識を持っている人程
勘違いしやすい。
そして自分のたいして多くもない
知識の引き出しに当てはめて、
結論づけて話をしてしまう。
そうなると
話をした側は深く傷つきます。
その人は勇気を出して話をしたかもしれないのに。
でも、聞いていた側は
良いこと言ってあげたわ!と満足でいっぱい
誰かに大切な話や悩みを聴いて欲しいと言われた時、
またこの人の話を聴いてあげたいと思った時の
大切なポイントは
この時間は「相手のための時間」
だということです。
そして言葉を聞くのではなく
心を聴く
言葉の背景にある感情を理解するということ。
本当は何を伝えたくて話してくれているのかなと
相手の感情を感じながら聴くことで
気の利いた言葉が出なくても
相手の心は満足します。
変化の多いこれからですが
気持ちが不安定になると
誰かに話を聴いてもらえたら
心が救われるものです。
自分で話す時も聞いてくれる人を選んで
また、聴く時は相手のための時間ということを
意識してくださいね
それでは今日も明日も素敵な時間をお過ごしください(^^)
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