子どものゲームと親子関係について メリットは？
カウンセラー、メンタルコーチの岡田早代子です。
お子さんの休校によって毎日の生活について迷うことも多いと思います。
最近ご相談も多いのが、お子さんがゲームで遊ぶことについてです。
お子さんのゲームについては様々な意見があり専門家の方のお考えを聞く機会もあります。
身体に与える影響や、不安だと思える情報も世の中溢れています。
カウンセラーの私はというと、私は親子の関係性を重視します。
まず勉強や学力との関係について
ゲームは悪いものではありません。
ゲームのせいで学力が低下していると結びつける専門家もいますが
実際にはゲームと学力の因果関係を証明しているものはありません。
ゲームのせいでは無く、勉強に興味を持たせることが大切です。
または勉強が自分にとってどんな意味があるのかを知ることです。
元々勉強に興味が無い子どもからゲームの時間を取り上げても
その時間を勉強に費やすことはありません。
そしてもう一つ思うことは勉強や成果といったものはテストの点数？成績？という点。
子供達の人生は学校という生活の先に社会人として働く毎日が続いています。
社会に出ればテストの点数よりも「考える力」「やり抜く力」が重要になってきます。
子ども達は勉強を通してこのチカラを養います。
そしてもう一つ大切な事はコミュニケーション能力ですね。
これらの力はゲームでも力をつけることができます。
集中力もつくので、ゲームの全てを否定してしまう事で、子どもの成長機会を奪ってしまうのは勿体無いです。
また依存症になると心配している方もいますが、依存とは満たされない心を別のもので満たそうとすることから始まります。
依存症？といったときこそ、親子の会話や小さな愛情が必要となります。
それからお子さんにゲームをやめてほしいとき。
ただゲームをやめなさい、いい加減にしなさい！と怒っていないでしょうか
怒る前に…
お子さんがゲームに熱中しているのはどうしてなのか、
そのゲームの何に興味があるのか知っていますか
これはお子さんがどんなことに興味があるのかワクワクするのかを知るチャンスです。
こんなにも熱中するのは、何がポイントなのか、そんなことを知るきっかけから、親子で将来の夢を語ることもできます。
そしてその理由がわかった時は親の自分と考えが違っていても否定しないことです。
子どもの「好き」を否定せず、共感をすることです。
子どもの気持ちや考えを理解してあげること。
そうすることによって子どもとの信頼関係が深まりますし
親子のコミュニケーションを取ることができます。
子どもがゲームをやめるかどうかは、この親子の信頼関係は大きく影響します。
素直にやめられるかどうかというよりは、自分でやめるか、自分を自身でコントロールできるかが大切になってきます。
「親の言うことを聞かない」という発想が既に信頼関係を崩します。
なぜゲームをやめてほしいのか、親としてはどんな考え方かを伝えてください。
しかし、この伝える関係性ができていなければそもそも伝わりません。
これはゲームに限らずです。
物事には理由があり、相手がふに落ちる、納得するということが必要です。
信頼関係を作るためには話し合える親子のコミュニケーションができているかどうかです。
これまでできていなくても、気づけたときから始めれば大丈夫！
子どもであっても、親が、上からにならない。
子どもの立場に降りていき同じ立ち位置になることです。
それから、確かにゲームのやりすぎで睡眠時間が減ってしまうと目や脳や成長への影響はあります。
親子で何時間までとか、何時に寝るためには・・・と逆算して考えてみてください。
大人もスマホゲームや、シリーズで見始めたドラマとか、一度見出すと止まらなくてオールでやってしまったり、観てしまった経験ないですか
ただ、やめなさいと言われてもストレスがたまり納得いかないでしょう？^_^
いつも必ず相手の立場になってみてね
それでは今日も明日も素敵な１日をお過ごしください
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