無いよりも「ある」に目を向けることが幸福度のカギ
カウンセラーでメンタルコーチの岡田早代子です。
どんなに素晴らしい結果を出しても
それが「幸せ」かどうかはその人の感じ方によります。
幸せで充実した人生だと感じるかどうかは人それぞれです。
人から見て幸せな人だと思わていたとしても
その人は実際はそうではないこともあります。
あなたは幸せでいいわね、と言われて
一瞬少し嬉しいかもしれませんが
人からいくら良い言葉をもらっても
自分がそう感じていなければ幸せではありません。
ここでこんな研究結果を紹介します。
銀メダルと銅メダルを取った選手の幸福度の研究です。
銅メダルより銀メダルを取った選手の方が
良い成績を残せたはずなのに
銀メダルを取った選手より
銅メダルを取った選手の方が幸福度が高かったのです。
これはどういうことかというと
銀メダルを取った選手は金メダルを取れなかった、自分には金メダルは無い…と感じ
とても悔しい思いをして銀メダルであることを全く満足できていないということです。
対して銅メダルを取った選手が自分と比較するのは、1つ上の銀メダルの選手ではなく、
メダルを取れなかった4位以下の選手です。
4以下の選手と比べて自分にはメダルがある…ということで
幸福度や満足度はとても高いことがわかりました。
この研究では銀メダルの選手より銅メダルの選手の方が
成績は下でも幸福度は上回っていたのです。
この結果を見てもこの後の選手の人生の幸福度や充実度は想像できますね
結果や成績より現状を幸せだと感じている人の方が
充実した毎日を送れることがわかります。
このように、誰かと比べて自分に無いものを見るのではなく
自分にあるもの、「自分が既に持っている幸せに気付けるかどうか」で
人生の価値は大きく変わります。
また自分の幸せに気づくとストレスも少なくなり
日々の発想や行動力も強化されます。
今、当たり前にあるものが無かったら?と考えてみることもとても大切です。
成果や結果ではなくても、自分を心配してくれる人がいる、住む家や寝る場所がある、お腹いっぱい食べられる、勉強ができる…など
小さなことでいいです、今ある幸せに気づいてそして感謝をしてみてください。
絶対に毎日が変わります。
それでは今日も明日も素敵な1日をお過ごしください^_^
うちのライオンラビットの「シンバ」くん
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